最近アメリカの経済データは本当に一言では言い表せないほど厳しいですね。

ご覧の通り、経済環境が悪化すると、企業は持ちこたえられずリストラを始めます。人が失業して手元にお金がなくなると、誰も消費に出かける勇気がありません。市場の消費が縮小すれば、企業の収益はさらに悪化し、また新たなリストラの波が……これが典型的な悪循環です。

要するに、失業率の高さが経済全体を泥沼に引きずり込んでいるのです。FRB（米連邦準備制度理事会）も今は他に手立てがなく、利下げによって景気刺激策を打つしかありません。結局、企業が利益を見込めて初めて人員拡大に踏み切れるわけですからね😂

ただ、今回のデータが予想を上回ったことで市場には多少活気が戻りました。あとは今後の政策が本当に効果を発揮するかどうかにかかっています。