実用性ではない？ドージコイン創設者が語る仮想通貨で最も興味深いこと - U.Today

ドージコインの共同創設者であり、X上では「Shibetoshi Nakamoto」として知られるビリー・マーカス氏は、暗号通貨で最も興味深いのは技術や価格、さらには実用性ではなく、それが人間の心理について明らかにすることだと述べています。

心理学とは、文字通りには個人または集団の精神的特性や態度、そして心と行動の研究を指します。

ドージコインの共同創設者によれば、暗号通貨に関して興味深い点は、それが人々の精神的態度や行動について何を明らかにするかということです。

これは、暗号通貨市場においてセンチメント（市場心理）が果たす重要な役割を思い起こさせます。センチメントは価格変動やボラティリティに影響を与え、短期的には従来のファンダメンタルズやテクニカル要因を上回ることさえあります。

ドージコインが12周年を迎える

ドージコインの共同創設者からのこの洞察は、ドージコインが2013年12月6日にローンチしてから12周年を祝った直後に発信されました。

マーカス氏は、ドージコインが“楽しい暗号通貨”として位置付けられていることに合わせ、ウィットに富んだユーモアあるキャラクターで暗号市場の真実を発信しています。

ドージコインの12周年を祝う投稿で、マーカス氏は「12年前、僕は何かバカなことを作り、さらにもっとバカなことがたくさん起きて、今は215万人のフォロワーと一緒にそれについてネットで投稿している。ドージコイン、12回目の創世記おめでとう」と書きました。

もともとはジョークとして作られたドージコインは、現在では時価総額230.7億ドルで第9位にランクインしており、記事執筆時点で$0.142で取引されています。

ほとんどの暗号通貨は月曜日に上昇しており、市場は水曜日の米連邦準備制度理事会（FRB）による利下げを予想しています。CMEデータによれば、25ベーシスポイントの利下げの確率は約87%となっています。

暗号市場が上昇を見せているにもかかわらず、新たな材料や流動性がない限り、さらなる下落の可能性もあり、センチメントは依然として慎重です。