トランプが推進しているTrump Accountについて調べてみたところ、2026年中から実施される予定で、なかなか興味深い内容だった。

政府は2025〜2028年に誕生した新生児に対して、1,000ドルの「国家お年玉」を支給し、株式口座に入金、デフォルトでS&P 500指数に投資する仕組み。18歳までは引き出し不可で複利運用され、18歳以降は子どもが完全な管理権を持ち、起業・学習・住宅購入・投資などに自由に使える。

親は毎年この口座に最大5,000ドルまで追加で入金可能。

さらに政府は一部企業に対し、従業員の新生児口座に資金を提供することを奨励しており、(従業員への福利厚生)として税控除の対象となる。

Dell創業者夫妻が最近寄付した62.5億ドルもこのプログラムに参加しており、これは低所得世帯の子ども向けに分配され、1人あたり$250 ドルとなる。

S&P 500の過去十数年の平均年利10.26%で計算すると、子どもが18歳になる頃には1,000ドルが5,560ドル、6,000ドルなら33,360ドルに増える。

若者は初めて複利の力を実感できるようになるだろう。