HIP-3の可決後、Hyperliquidの使い方が変わった。

今は1つのプラットフォームで何ができる？暗号資産の先物、美株の先物、プレマーケット——全部触れるし、コストは驚くほど低い。KYC不要なのはもちろん、流動性の深さも桁違いで、指値注文のスリッページもほぼ無視できる。この組み合わせで、PerpDEXとRWAのストーリーが直結した形だ。

現時点でこれを本当にプロダクトに落とし込んでいるのは、Trade.xyzやVentualsなど数社だけ。でも考えてみてほしい、HIP-3でサポートされる資産が増えれば増えるほど、後に続くプロトコルもどんどん増えていくはず。その時には、Hypeの先行者優位と技術的な壁はさらに高くなる——他が追いつこうにもコストを考えざるを得ない。

今回のアップグレードは、ある意味で金融フロントエンドのあるべき姿を再定義したと言える。