ブラックロック、イーサリアムの大量売却を継続

ソース:BlockMedia
元タイトル:ブラックロック、イーサリアム大量売却行進を継続
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世界最大の資産運用会社ブラックロック[image]BlackRock(は、直近1日間の暗号資産市場の上昇にもかかわらず、イーサリアム)Ethereum(の売却を止めていないと報じられた。

オンチェーンデータ監視企業ルックオンチェーン)Lookonchain(のデータによると、ブラックロックが大量のイーサリアムをあるコンプライアンスプラットフォームに入金していたことが判明した。暗号資産価格が大きく反発する中、ブラックロックは約1億3536万ドル相当の4万4140ETHを移動し、売却を意図したと見られる動きを見せた。

今回のブラックロックの入金は、それぞれ1万ETHずつの4回のトランザクションと、4140ETHの単独トランザクションにより行われ、1日で合計4万4140ETHが入金された形となった。このような動きは、直近1ヶ月間にわたりブラックロックのイーサリアムETFウォレットから継続的に行われている売りの一環であり、暗号資産コミュニティ内で大きな議論を呼んでいる。

市場反発の中でも強気の売却姿勢を維持

これまでは、ブラックロックによるビットコイン)Bitcoin(やイーサリアムの売却が、過去1ヶ月間続いた市場低迷への対応策という推測がなされていた。しかし、最近の市場反発にも関わらず、ブラックロックは売却活動を止めていない。

1日でイーサリアムは7%以上急騰し、一時3100ドルを超えて数週間ぶりの高値を記録した。これに伴い、主要な暗号資産も大きく上昇し、市場全体のムードが好転している。しかし、ブラックロックの連続的な売却は、単なる市場上昇に対するヘッジ戦略という見方を否定している。むしろブラックロックは、市場が再び活況を呈する中でビットコインとイーサリアムの大量入金を加速し、売却意向を明確にしている。

現時点でブラックロックは、こうした一貫したイーサリアム移動について明確な立場を示していない。しかし、これらの動きが単なるETFのバランス調整なのか、利益確定活動なのか、あるいは市場心理の変化に関連するより大きな戦略的転換なのかについての議論が続いている。

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