#ETH巨鲸增持 $ETH 最近のこの値動き、上がっているように見えても何か違和感がある。

端的に言えば、出来高と価格が乖離している——価格は上がっているのに、出来高が減少している。通常、本格的な上昇は資金流入を伴うものだが、今のように上がるほど出来高がなくなる状態は、ほとんどが見せかけの熱気だ。強気派が押し上げているように見えても、実際にはただの演出かもしれない。

次にポイントとなる位置を見てみよう。3120というポイントはなかなか面白く、多くの個人投資家が「ここから飛び立つ」と思い込んで飛び込んでしまいやすい。そして3170はさらに重要で、昨年この位置で多くの人が捕まっており、上には大量の売り注文が溜まっている。主力が売り抜けたい場合、この2つのポイントはまさに格好の「屠殺場」——まず一気に上げて注目を集め、人々が追いかけて入ってきたところで一転して売り浴びせる。

こうした「偽の上昇、本当の下落」という手口は、実は目新しくもない。大口投資家の防衛コストを考えれば、個人投資家が簡単に高値で利益を得ることはありえない。最初にブレイクしたように見せかけ、個人投資家が買いに入ってきたら素早く売り浴びせ、その後安値で再び買い集め、これを繰り返す。

今後2日間はどう動くか？個人的には、出来高が細ったまま高値を試してから反落する可能性が最も高いと思う。当然、出来高を伴って3170を本当にブレイクし、さらに上昇するケースもあり得るが、それにはしっかりとした出来高の裏付けが必要で、確率は高くない。逆にいきなり2900まで崩れる？それも2割程度の確率だが、完全にあり得ない話でもない。

だから今のタイミングでは、価格が上がっているからといって熱くなりすぎないこと。ポジションを持っている人は、少しポジションを減らしたり損切りラインを設定して保護してもいいし、ノーポジションの人も焦って飛び乗る必要はない。方向性が本当に明らかになってから動けばいい。市場で長く生き残るのは、たいてい一番アグレッシブな人たちではない。

出来高といくつかの重要な価格帯をしっかり注視し、感情で判断しないようにしよう。