米連邦準備制度理事会（FRB）のトップが交代するかもしれません。この件について、ついに確かな進展がありました。

12月2日、トランプ氏はホワイトハウスの閣議でこう明かしました。来年初め——つまり2026年初め——にも次期FRB議長の指名候補を発表する可能性が高いというのです。現議長のパウエル氏の任期は2026年5月まで正式には続きますが、これはトランプ氏が数か月前倒しで後任を決めるつもりであることを意味します。

さらに興味深いのは、市場では以前から財務長官のベセント氏がこのポストに就くのではないかという噂があったことです。しかし、トランプ氏は当日これを直接否定しました。ベセント氏にはその意思は全くなく、FRB議長の椅子には興味を持っていないということです。これで外部の憶測は完全に断たれました。

トランプ氏は以前から、心の中ではすでに候補者を決めていると述べてきました。今はただ、この謎の候補者が誰なのか、今後の金融政策にどのような変化をもたらすのかを見守るしかありません。何しろFRBの一挙手一投足は、世界の資本市場に決して小さくない影響を及ぼすのですから。