中国は仮想通貨に興味があるのか？

仮想通貨に対する中国の敵意は、中国人民銀行が2017年にすべての仮想通貨取引所を禁止したときに初めて示され、その後、2021年9月には仮想通貨取引と仮想通貨マイニングの禁止に踏み切った。
しかし、中国は再び仮想通貨への関心を高めているのだろうか？北京市科学技術委員会は、暗号通貨の利用促進に向けた動きを示唆する「Web3 イノベーションと開発白書」を発表した。ホワイトペーパーではWeb3を「将来のインターネット産業発展にとって避けられないトレンド」として挙げており、国内のWeb3分野、メタバース、NFTの促進に2025年まで年間約1400万ドルを投じる計画だ。
一方、香港の証券監督機関である証券先物委員会は、6月1日から個人投資家に仮想通貨投資を開放した。