主権債市場で興味深い変化が起きています。イギリスと日本の両国が、投資家が今実際に求めているものに応えるために短期借入を増やしています。

メリットは？短期的には金利コストが低く抑えられます。政府は短期で借りることで資金を節約できます。

注意点は？深刻なロールオーバーリスクを抱えています。これらの債券が満期を迎え再調達が必要になった時、金利の変動次第でコストが急上昇する可能性があります。安定した金利、少なくとも再発行時に急騰しない金利に賭けているということです。

典型的なイールドカーブ戦略ですが、今回は国のバランスシートがかかっています。