NAVと価格の理解
ETFはファンドの投資メカニズムを再現しています。取引自体は現物資産と同様ですが、実際の暗号資産の保有ではなく、ファンドの持分(シェア)を取引する形となります。
たとえば、1 USDTで300枚のBTC3Lトークンを購入した場合、あなたは300 USDT分のBTC3L ETFシェアを保有していることになります。しかし、これは300 USDT分のBTC現物資産を持っていることと同義ではありません。ここでの1 USDTの価格はBTC3Lの純資産価値(NAV)を示しており、BTCの現物価格とは異なります。
NAVの計算方法
NAV(純資産価値)は各ETFの公正な市場価値を反映し、取引価格の基準となります。計算式は以下の通りです:
NAV = 前回リバランス時のNAV ×(1 + 原資産変動率 × レバレッジ倍率)
リバランスが発生するたびに、NAV計算の基準値が更新されます。
例:
- 06:00(UTC)時点でのNAVが1 USDTの場合
- NAVは原資産の価格変動に応じて変動します
- NAVが0.7 USDTまで下落し、リバランスが発動した場合、新たな基準値は0.7 USDTとなります
- 以降は0.7 USDTを基準に、上記の計算式でNAVが更新され続けます
NAVリバランスに関する注意事項:
前回リバランスNAVとは、非定期リバランスが発生した際に調整された直近のNAVを指します(例:レバレッジ比率が3倍を超えた場合や、前回リバランスから価格が±20%変動した場合など)。24時間以内に非定期リバランスが発生しない場合は、前日16:00(UTC)時点のNAVが基準として適用されます。
市場価格とNAVの違い
- 二次市場でのETFの実際の取引価格はNAVに連動していますが、需給によってわずかに乖離することがあります。
- 例:BTC3LのNAVが1 USDTの場合、市場価格は1.01 USDTや0.99 USDTとなる場合があります。
- 投資家は、NAVに対して過度なプレミアムやディスカウントで取引しないよう注意し、損失を回避してください。
NAVのスプリット(分割)とマージ(併合)
取引体験や価格感応度を向上させるため、Gateでは一定の閾値に達した際にNAVの分割または併合を実施する場合があります。
NAV調整ルール:
- NAVが閾値を下回った場合、併合操作を実施します:NAVがN倍され、ETF数量はN分の1になります。
- NAVが閾値を上回った場合、分割操作を実施します:NAVがN分の1になり、ETF数量はN倍になります。
例:
- あなたが1,000口のETF(各1 USDT、合計1,000 USDT)を保有している場合
- 100:1の併合が実施されると、保有数は10口(各100 USDT)となり、合計価値は1,000 USDTのままです
- この操作は保有総額には影響せず、単位数とNAVのみが変化します
注意事項:
市場の変動により、ETF価格が一時的にNAVに対してプレミアムまたはディスカウントとなる場合があります。注文時には取引価格がNAVから大きく乖離していないかを確認し、損失を避けてください。
